上海通が語る上海の魅力その1
私は、そこそこ上海通です。
幼少時代には親の仕事の関係で
夏休みを利用して
1ヶ月上海で過ごし、
それからも定期的に
上海に訪れており、
合計で20回以上は渡航したのでは
と思います。
幼少時代の記憶では、
舗装ができていない
土が剥き出しの歩道がたくさんあり
路地には野菜やひよこやスイカを売る
即席マーケットが突如現れ、
そこらじゅうで言い争いをしている人たちで溢れていた。
また、
足首までのストッキングをスカートに合わせて履いている女性や、(ゴムのとこ丸見え)、
短パンと背広、白ソックスに革靴という、今で言う最先端ファッションに身を包んだサラリーマンがたくさん歩いていて
一方で、外灘の美しさや
南京東路のギラギラ感に圧倒され、
子供心ながら、ここはエネルギッシュな国だなと感じたものです。
最近では、
これでもかと摩天楼が立ち並び
センスのいい新天地のようなリノベーションスポットがどんどん増え
ガチャガチャ感が売りだった豫園のとなりに
おしゃれなショッピングモールがオープンし
また南京西町には、ブランド服に身を包んだ女性が、ブランドバッグを片手にブランド物を買いに行っていたり
おしゃれなティーンがスタバでフラペチーノを飲みながら談笑したり
何故かレストランで英語で会話するチャイニーズビジネスマンがいたりと
人も街も様変わりして、
よく見かけた
竿に洗濯物を指して窓から突き出したり
市場の喧騒は
姿を消しつつあります。
でもそれでも相変わらず
たくさんの人が何かをくちゃくちゃ食べながら歩き
ネオンがギラギラし、
値段を3倍にふっかけてくるおみやげ屋は存在していて
なんだかホッとするのです。
こんな愛すべき上海に
来月また行こうと思います。